診療案内
初めての⽅へ
診察について
初めて受診を希望される方は、
お電話で予約をお願いいたします。
※お急ぎの方はまずはご相談下さい。
お持ちいただくもの
・健康保険証
・紹介状(他院通院中の方)
・お薬手帳または薬剤情報提供書
・自立支援医療受給者証・医療券
診療の流れ
2.事前問診
初診時には、医師の診察前にスタッフが事前の質問事項をお伺いし、患者様の状態を把握いたします。
この事前質問事項は医師と共有され、診察がスムーズに進むほか、患者様の状態をより深く理解して、適切な診療を行うことができます。
わからないことや、不安なことがあればご遠慮なくご質問ください。
3.医師による診察
事前問診の情報を元に、医師が詳しい症状についてお尋ねします。
不快な症状やお悩み事は、ありのままにお聞かせください。
4.2回⽬以降のご来院
心の不調は通常、短期間で急激な改善は難しいものです。
そのため、薬物療法と定期的な通院が症状の改善にとても有効です。
症状が安定するまでの期間は、通常、週に1回の診察を行い、その後は2週間から4週間に1回のペースで通院いただくことが多いです。
治療のご案内
デイナイトケア・デイケア・ショートケア
⽉曜⽇から⾦曜⽇までの5⽇間、午前8:30から午後6:30までのデイ・ナイト・ケアを実施しています。
安⼼して⽣活できる環境のため、⽣活習慣を整え、社会復帰をしていくための治療プログラムを実施しています。
また、1⽇6時間のデイケア、3時間のショートケアと、患者様の⽬標やライフスタイルに合わせて治療を⾏うことができるプログラムもございます。
「デイナイトケア」では専⾨の医師による診療のほか、同じ病気や悩みを持つ仲間と今の気持ちを話し合う「ミーティング」を中⼼に、 病気の正しい知識を得るための「学びの会」、健康維持・増進のための 「ウェルネスプログラム」、作業療法、⽂化活動、リクリエーションなどを実施しています。
精神科主治医や看護師、様々な専⾨家が在籍しているので、いつでも相談・問題があったときにはすぐに発⾒してもらうことが出来ます。
デイナイトケアプログラムの⼀例
午前 | ||||
---|---|---|---|---|
⽉ | ⽕ | ⽔ | ⽊ | ⾦ |
朝⾷ | 朝⾷ | 朝⾷ | 朝⾷ | 朝⾷ |
体操 | 体操 | 体操 | 体操 | 体操 |
ミーティング | ミーティング | ミーティング | ミーティング | ミーティング |
午後 | ||||
---|---|---|---|---|
⽉ | ⽕ | ⽔ | ⽊ | ⾦ |
昼⾷ | 昼⾷ | 昼⾷ | 昼⾷ | 昼⾷ |
ペン字 | 作業療法 | ミーティング 院外活動 AAメッセージ |
誕⽣会 ビデオ鑑賞 |
メンタルヘルスケア 体操 朗読会 |
ウェルネス プログラム |
合同 ミーティング |
|||
夕食 | 夕食 | 夕食 | 夕食 | 夕食 |
今日のひとこと | 今日のひとこと | 今日のひとこと | 今日のひとこと | 今日のひとこと |
それぞれのプログラムについて
- ミーティング
同じ病気で悩む仲間同⼠の語らいの場です。
すぐにはなじめなかったり、⾃分だけは他の⼈より症状が軽い、と感じてしまったりすることもあるでしょう。しかし、ある時点から、仲間との共通点を⾒出し、決して批判されない安⼼感から病気の発症過程で傷ついた⼼を癒す効果もあります。
更には、万⼀の再発のきっかけを理解し、その対処⽅法をお互いの体験談から学ぶこともできます。
また、復職後にも役⽴つ各種⾃助グループなど参加の布⽯となるほか、将来、もしも再飲酒・再使⽤欲求等が⽣じた際にも、⼈の中で癒され再発を回避する、と⾔う対処⽅法の獲得にもつながります。 - 教育プログラム
全12回ワンクール
「①治療プログラムガイダンス」、「②依存症と⼼理」
「③精神科リハビリテーション学」、「④依存症と関連疾患」
「⑤回復者からのメッセージ」、「⑥思考、感情、⾏動」
「➆家族対⼈関係と依存症」、「⑧アディクション基礎学習」
「⑨⽣活習慣と健康管理」、「⑩⾃助グループ゚」
「⑪社会資源と施策」、「⑫社会情勢とアディクション」
医師、精神保健福祉⼠、臨床⼼理⼠、看護師などが分かりやすく解説します。 - スポーツ、レクレーション、⽂化活動など
ミーティングでグループ療法の意味やコツが体得できるとその他のプログラムでも近似した治療効果が期待できます。
依存⾏為をしなくても済む⽣活が楽しい、という感覚は就労復帰後も職場やご家庭などで、とても良い効果をもたらすことが期待できます。
グループ療法
依存症治療にとって最も重要となるのがグループ療法です。
依存症の回復には同じ病気で悩む仲間の存在が役⽴ちます。
依存症の⽅の中にはもともと集団が苦⼿な⽅や、病気の発症過程で孤⽴してしまう⽅が少なくありません。
また、不安やストレス・焦燥感などを⼀⼈で抱え込んでしましい相談したり、ことばで気持ちを表現することが苦⼿。という特徴があると⾔われています。そのため、直ちに気分を変えてくれる⼿段としてアルコールやギャンブル、薬物、摂⾷障害(過⾷嘔吐)、ネットゲーム過剰使⽤などを選択することが多いようです。
デイナイトケアプログラムのグループ療法では、医師やスタッフとの個別相談に加え、グループワークでの様々な気づきの体験により、安⼼して回復⽅法・対処⽅法を学び、⾝に着けることができる場です。
個別カウンセリングも常時⾏っています。グループワークと個別カウンセリングの繰り返しの中で、患者様の様々な回復のステップに寄り添う⽀援を実施しております。
訪問診療
当院では精神科の訪問診療をはじめました。
- 対象となる⽅
・⼀⼈で通院するのが難しい
・寝たきりになってしまった
・引きこもりの⽅ - 精神科訪問診療とは
・具合が悪くなった時に医師が診察に伺う「往診」とは異なり、医師が作成した治療計画に基づいて通院が困難な患者様のご⾃宅へ、定期的に出向き診療を⾏います。
・医療保険が適⽤されます。(健康保険、⾼齢者保健、⾃⽴⽀援医療、⽣活保護に対応)
・精神科通院⾃⽴⽀援医療の適応となります。
公認⼼理⼠によるカウンセリング
当院では、さまざまな問題や悩みでお困りの⽅へ、公認⼼理⼠による有料のカウンセリングを⾏っております。
共に、⼀歩ずつ回復のステップを⾒つけていきましょう。
相談料金ついて
- カウンセリング
30分 5,000円(税込)
カウンセリングご予約にあたってのご注意
料⾦は前払いとなります。
- 予約の変更は、3⽇前までであれば変更可能です。その場合、キャンセル料は発⽣いたしません。
- 上記以降のキャンセル及び、ご連絡をいただけなかった場合にはキャンセル料が100%発⽣いたします(5000円)。
- 申し訳ありませんが、病気等避けられない事情の場合であってもキャンセル料が発⽣いたしますのでご注意下さい。
- 公認⼼理⼠によるカウンセリングは診療の⼀環として⾏いますので、 診察を受けて頂き主治医の判断が必要となります。
このため、診察料が別途かかります。(再診の場合、3割負担で1500円程度)
ご予約
03-6902-1451
ネット依存・ゲーム依存専⾨のスタッフによる個別相談・家族教室
専⾨知識のあるスタッフが担当します。家族機能・不登校など、 広く思春期問題の相談を有料で⾏っております。
また、「ZOOM」や「Skype」等でのオンライン個別相談も開始いたしました。遠方の方や海外在住の方々からご好評を頂いております。
(※個別相談のみで、オンライン診療は⾏っておりません)
ご都合に合わせてご利⽤くださいませ。
予約料⾦について
- 個別相談
50分 10,000円(税込)
ご予約にあたってのご注意
料⾦は前払いとなります。
- 予約の変更は、3⽇前までであれば変更可能です。その場合、キャンセル料は発⽣いたしません。
- 上記以降のキャンセル及び、ご連絡をいただけなかった場合にはキャンセル料が100%発⽣いたします(5000円)。
- 申し訳ありませんが、病気等避けられない事情の場合であってもキャンセル料が発⽣いたしますのでご注意下さい。
ネット依存・ゲーム依存の家族教室
周愛巣鴨クリニック ネット依存・ゲーム依存教室では専⾨スタッフの司会進⾏による講義部分と、同じ悩みを持つご家族同⼠で気持を分かち合うミーティングとで構成されています。またお⼦さんが回復に⾄った親御さんの体験発表も実施しております。
当院家族教室は安⼼できる雰囲気の中で、正しい知識と望ましい対処⽅法などを学べる場です。
※個別相談を⼀度お受けになられた⽅対象の家族会となりますので、まずは⼀度個別相談のご予約をお願いいたします。
ご好評につき、これまで⽉に1回開催していた家族教室を毎⽉2回開催することになりました。
⽇程など詳細につきましては、お知らせページを御参照ください。ご予約制でのご参加となります。
相談料金について
- 家族教室
10,000円(税込)
ネット依存・ゲーム依存家族教室ご予約にあたってのご注意
- 個別相談をお受けになられていない⽅は参加できません。
- ⼀家族1名様までの参加となります。ご夫婦揃ってのご参加は受けかねます。
- 上記以降のキャンセル及び、ご連絡をいただけなかった場合にはキャンセル料が100%発⽣いたします(10,000円)
- 申し訳ありませんが、病気等避けられない事情の場合であっても全額のキャンセル料が発⽣いたしますのでご注意下さい。
ご予約
03-6902-1451
ご家族の⽅へ
疲れていらっしゃいませんか?
ご家族の⽅は距離が近いだけに、普段の⽣活の中で知らず知らずのうちに本⼈の病気の症状に振り回され、⼼⾝ともに疲れ果ててしまいます。
⼼の病は、ご家族も苦しんでいます。
その気持ちを溜め込んでいるとますます⾟くなり、そんなご家族の⾟さも治療していかなければ、根本的な問題は解決しません。
そんな時に家族教室への参加やご家族⾃⾝の相談が回復への⼤きな⼒になります。
今の気持ちを吐き出して、本来の健康的な⾃分を取り戻しましょう。
依存症と⾔う病気は「否認」を伴うことも特徴的と⾔われています。
これは依存症者の多くが深い葛藤(⽣育歴、家族歴、学校、職場などでのストレスや過去のトラウマなど)を誰にも相談できないまま抱え込み、アルコールや薬物、ギャンブル、買い物依存、摂⾷障害、ネットゲーム過剰使⽤などにより⾟い気分を変えようとして、⼀時的には楽になれた体験があることから始まると⾔われています。これをセルフメディケーション、⾃⼰治療効果と⾔います。
そのため、ただ単に飲酒やギャンブル・薬物等、依存対象を悪い事と決めつけ、無理やり取り上げようとしても、当事者は著しい不安状態となり、返って再飲酒(再使⽤)欲求を刺激してしまう可能性も考えられます。
そこでまずは、ご家族⾃⾝が安⼼して、過⼤に背負っている役割を「荷おろし」しながら望ましい対処⽅法を学んでみてはいかがでしょうか。周愛利⽥クリニックの家族会、家族相談は依存症の背景を理解し、苦労してきたご家族の気持ちを楽にできる場です。
⾃分ひとりで悩まないでください。共に回復を願うご家族同⼠と専⾨のスタッフと接することで乗り越えられることもあります。
まずはお気軽にご相談下さい。
- 周愛巣鴨クリニックで開催している家族会・家族教室
・家族会(アルコール・ギャンブル、薬物など)
・ネット依存・ゲーム依存の家族教室
企業の⼈事・労務担当の⽅へ
メンタルヘルス政策に取り組む企業が増えてきた今、お悩みの⼈事・労務担当の⽅もいらっしゃるのではないでしょうか。
職場のメンタルヘルス全般について、当クリニックではサポートも⾏っております。
お気軽にお問い合わせください。
ご予約
03-6902-1451